風雪と雷に関する東北地方気象情報 第1号
2025年01月16日05時25分 仙台管区気象台発表

東北日本海側では、16日夜のはじめ頃から17日明け方にかけて、雪を伴った西よりの強い風に注意・警戒してください。また、東北日本海側を中心に、16日夜のはじめ頃から17日明け方にかけて、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうに注意してください。

[気象概況]
 低気圧が中国東北区にあって、南東へ進んでいます。低気圧は、17日朝にかけて発達しながら北海道付近へ進んで、寒冷前線が東北地方を通過する見込みです。
 このため、東北日本海側では、気圧の傾きが大きくなり、雪を伴った西よりの強い風が吹くでしょう。低気圧が予想以上に発達した場合は、警報級の西よりの風となる可能性があります。
 また、低気圧や前線に向かって流れ込む暖かく湿った空気の影響により、大気の状態が非常に不安定となる見込みです。東北日本海側を中心に、積乱雲が発達し、雷の発生する所があるでしょう。

[風の予想]
16日から17日にかけて予想される最大風速(最大瞬間風速)
  東北日本海側 海上 18メートル (30メートル)
  東北日本海側 陸上 15メートル (30メートル)

[防災事項]
東北日本海側では、16日夜のはじめ頃から17日明け方にかけて、ふぶきによる交通障害や建物への被害に注意・警戒してください。また、東北日本海側を中心に、16日夜のはじめ頃から17日明け方にかけて、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうに注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。