大阪府富田林市の住宅で2歳の女の子が約11時間部屋に放置されて熱中症により死亡した事件。専門家は『冷房を入れるだけではなく水分補給をしないと熱中症になる』と指摘しています。

 6月29日、富田林市の集合住宅の一室で小野優陽ちゃん(2)が死亡しているのが見つかりました。警察は、優陽ちゃんを約11時間放置したとして、保護責任者遺棄の疑いで祖母の小野真由美容疑者(46)と同居していた桃田貴徳容疑者(50)を6月30日に逮捕しました。

 優陽ちゃんの死因は脱水による熱中症だということです。警察によりますと、部屋の冷房は28℃に設定されていたということですが、優陽ちゃんがいたベビーサークル内には水分も食料もありませんでした。

 熱中症の専門家である兵庫医科大学の服部益治特別招聘教授は、冷房をつけていても子どもの場合は2時間に1度は約100ミリリットルの水分補給が必要だとしています。

 (兵庫医科大学 服部益治特別招聘教授)
 「11時間水分をとらなかったら体は脱水になりますので。体が熱くならないようにする対策と、水分補給をしているかどうか、セットで考えるかどうかが全てその人の命にかかわる」