一睡もせず帰りを待ち『浮気に激昂』凄惨な犯行へ

被告人質問によれば5月7日の朝、女性と山中被告は、大阪市内の駅で合流して被告宅に帰る約束をしていた。女性は当時、接待型の飲食店で働いていた。

しかし、女性は「客とのアフターがある」からと、被告に先に帰るよう促した。被告は「浮気じゃないやろな?」と問い詰めたが、女性は「しゃあないやん。待たせてるから行く」とその場を去ったという。

被告は一睡もせずに帰りを待ったが、帰ってきた女性が化粧も落とし、ヘアセットもおろした状態だったので、浮気と確信。問い詰めると、女性は客と男女の関係になったことを認めた。

激昂した被告は、凄惨な犯行に踏み切る。

女性を突き飛ばしたり、前蹴りで蹴り飛ばしたりして、頭部を複数回壁に激突させる。さらに全身を多数回殴った。床面に血が広がっていく。