被告と出会い “おかしくなっていった”女性

女性の母親も、被告との関係が深まるにつれ、娘の様子がおかしくなっていったと語る。

女性の母親(証人尋問で)
「いままで理由のないケンカなどなかったのに、娘はかなりイライラしていました。問いただすと、『お前に関係ない』と言われました。『お前』と言われたことも初めてでした」


事件の約2週間前には、すでに手に負えるような状態ではなくなっていた。

女性の母親(証人尋問で)
「『脅されているの?』と訊いたら、『脅されてる』と認めました。『なんであんな男と付き合っているん?』と訊いたら、『あんな男と付き合ってないわ!』と言ってきました」
「錯乱状態、気が狂ったような興奮状態でした」


そして被告と女性のいびつな交際関係は、破滅的な結末を迎える。