異例の16日間という短さで明けた九州南部の梅雨。長い夏がスタートしました。鹿児島県内は28日も各地で真夏日となりましたが、熱中症に警戒が必要です。水分補給やエアコンの使い方のコツなどを取材しました。

(記者)
「ジリジリと暑い日差しが照りつけています。午後1時前の鹿児島市天文館です。手元の気温計は33度を超えています。動かず、じっとしているだけでも汗が出てきます」

28日は今シーズン初めて県内全域に熱中症警戒アラートがだされ、最高気温は肝付町で34度、薩摩川内市で33.5度など、33の観測地点のうち29地点で真夏日となりました。

「短くてあまり梅雨だった印象がない。暑いので、どこか建物に入りたい」
「急に暑くなって夜も寝苦しい」
「あつい〜。かき氷とかアイス食べたい」

天文館のかき氷店は28日もほぼ満席で、梅雨明けした27日は先週と比べ売上は2倍だったといいます。

「暑いから。涼を求めるためには、やっぱり白熊」
「一目散で来た。おいしいです」
「ひんやりするので午後から仕事頑張ろうという気持ちになる」

体が暑さに慣れていないこの時期に警戒が必要なのが、熱中症です。鹿児島市内では、27日は2人、28日は3人が熱中症疑いで救急搬送されました。

(鹿児島市消防局救急課 田良島靖人・消防司令補)
「高温多湿の環境でマスクを着用すると熱中症のリスクが高まると言われているので、屋外でマスクが必要ない場合は基本的に外すようにして」

熱中症対策、まずは水分の補給です。こまめにとることが大切で、1時間にコップ1杯、およそ200ccが目安です。高齢者や子どもには周囲が声をかけることが必要です。

体温上昇を防ぐには、凍らせたペットボトルなどで太い血管が通っている首の周り、わきの下、足の付け根を冷やすと体の熱が下がりやすいため有効です。

【夜間の対策も大切】
夜間の対策も大切です。エアコンの設定温度は28度、湿度は60パーセントが快適に過ごせるということです。

(鹿児島市消防局救急課 田良島靖人・消防司令補)
「熱中症の初期症状として、発汗、熱がこもる、頭痛、吐き気などがある。意識がおかしくなってきた場合はすぐに119番をする必要がある」

異例の梅雨明けで、例年よりも長い夏。暑さにまだ慣れていない今の時期は、熱中症に特に警戒が必要です。