富山県内の9月の有効求人倍率は1.43倍と4か月ぶりに前の月より上昇しましたが富山労働局は「求人の動きに足踏み感がある」としています。

富山労働局によりますと、県内の9月の有効求人倍率は1.43倍で前の月から0・03ポイント上昇し4か月ぶりに前の月を上回りました。全国平均は1.29倍です。9月の新規求人数は8492人で業種別では「卸売業、小売業」で12.5%増、「電子部品・デバイス・電子回路」で62.3%減などとなっています。

富山県内の雇用情勢について富山労働局は「求人が求職を上回って推移しているものの求人の動きに足踏み感があり改善の動きにやや弱さがみられる」とし「物価上昇が雇用に与える影響に引き続き注意する必要がある」としています。