沖縄県糸満市米須(いとまんし こめす)で鉱山の採掘を予定する業者に対し、沖縄県が遺骨収集への協力などを求めている問題で、24日玉城知事は鉱山業者と和解することに合意したと発表しました。

この問題は、政府が名護市辺野古の埋め立て用の土砂を本島南部から使用するとした計画を県に示したのに対し、戦没者の遺骨を収集する人や遺族らが、収集されていない遺骨が埋め立てに使われる恐れがあると抗議しているものです。

県は去年5月、鉱山業者側に対し遺骨収集への協力などを求める措置命令を出し、国の「公害等調整委員会」が仲裁していましたが、玉城知事は24日午後会見し、委員会が示した内容について業者側と合意したと発表しました。

玉城デニー知事
「県と事業者の双方が合意案を受け入れるとしていることから、事業者はこれらの合意内容を反映した新たな届け出書を提出することとされており、県が求めたご遺骨の調査収集や風景への配慮がなされるということになります」

合意案にはすでに遺骨調査が行われた場所から採掘すること、今後、遺骨調査が必要な場所は2024年11月以降に採掘することが盛り込まれました。
また、工事中に遺骨が発見されればその半径5mの工事を2週間中止し、遺骨収集が認められるということです。