国の新型コロナ対策の持続化給付金などをめぐり弁護士の男ら2人が逮捕された事件で、警察は、2人が、弁護士が代表を務める会社の前の年の収入を改ざんして給付金を申請したとみて調べています。



24日午後送検された、東広島市の弁護士 加島康介容疑者(47)と広島市南区の会社役員 熊本俊二容疑者(56)は、おととし、給付の要件を満たすかのように装って、持続化給付金200万円と、家賃支援給付金およそ390万円を申請し、合わせておよそ590万円をだまし取った疑いが持たれています。

警察は捜査に支障が生じる恐れがあるとして2人の認否を明らかにしていません。

警察によりますと、給付金を受給したのは加島容疑者が代表を勤めるホテルの運営会社で、警察は熊本容疑者が申請を代行…、その際、会社の前の年の収入を改ざんしたとみています。



加島容疑者の会社の口座に給付金が入金されたあと、この口座から熊本容疑者の会社に数十万円が振り込まれた形跡があるということです。



関係者によりますと、熊本容疑者は以前、加島容疑者の弁護士事務所で勤務していたということです。

弁護士が持続化給付金や家賃支援給付金の詐欺容疑で摘発されるのは全国で初めてだということです。

加島容疑者は先月、無料の法律相談をめぐって主催者に不正に経費を請求したとして、広島弁護士会から今週まで業務停止1か月の懲戒処分を受けていました。