ロシア軍、ウクライナ軍は互いに多くの死傷者を出す消耗戦を展開。一歩も譲らない構えを見せています。

ウクライナ北東部のハルキウ。集合住宅の屋上には、3か月前に落とされた重さ500キロの爆弾が今も残ったままです。この日、ウクライナの救助隊が撤去作業を行いました。

ロシア国防省は23日、東部ドネツク州でロシア軍の攻撃により170人を超えるウクライナ軍の兵士らが重傷を負い、またルハンシク州では150人以上を殺害したなどと主張しました。

国連人権高等弁務官事務所によりますと、ロシアの侵攻開始から今月22日までにウクライナで民間人少なくともおよそ4600人が死亡、5800人が負傷したと明らかにしています。

こうした中、ウクライナの国防相はツイッターで、アメリカから高機動ロケット砲システム「ハイマース」が届いたと明らかにしました。オースティン国防長官らに「強力なツールをありがとう」と感謝の意を表した一方、ロシア側に対しては「占領者にとって暑い夏となるだろう」とけん制しています。

アメリカ国防総省によりますと侵攻開始以降の軍事支援の総額はおよそ61億ドル、日本円でおよそ8200億円にのぼるということです。