太陽の表面で起きる爆発現象「太陽フレア」。地球上では最悪の場合、携帯電話が2週間使えなくなるといった被害想定が公表されました。さらに、GPSの精度が大幅に低下し車の衝突事故が多発する可能性も・・・。不測の事態にどう対応していけばいいのでしょうか?

■太陽フレア被害想定 スマホやGPS2週間使えない…

もしスマホも携帯も使えなくなったら…

20代:
仕事の連絡とかも全部携帯でやってるから仕事に行けなくなる。

20代:
ICカードとかクレジットカードを全部携帯決済にしているので、そうなるとお金が使えなくなるので困ります。

そんな状況を引き起こす可能性があります。「太陽フレア」。太陽の表面で起きる爆発現象です。爆発によって電磁波や電気を帯びた粒子などが大量に放出され地球に様々な影響をあたえるといいます。

情報通信研究機構宇宙天気予報グループ 久保勇樹グループリーダー:
一番有名な例としては1989年にアメリカおよびカナダのケベック州あたりで、太陽フレアが原因で辺り一帯が停電した。

また2022年2月には、イーロン・マスク氏率いるスペースX社の衛星40基が「太陽フレア」の影響で機能停止になりました。

そんな中、6月21日総務省の有識者会議は、100年に1回以下の頻度で発生する大規模な太陽フレアによる最悪の被害想定を初めて公表しました。最悪の場合、携帯電話の通信に2週間程度断続的な障害が発生。119番などの緊急通報もつながりにくい事態になると想定しています。

記者:
カーナビでは最大数十メートルの誤差が生じると想定されており、事故の危険性も指摘されています。

タクシー運転手:
(カーナビなしだと)困ります。電化製品頼りですからね。最短の抜け道とかはカーナビ見ちゃうので、渋滞情報とかも。

カーナビだけでなくスマートフォンの位置情報も精度が低下。ウーバーイーツの配達で生計を立てている男性は…

ウーバーイーツ配達員:
みんな、ウーバーのアプリを起動すると自分の位置、注文が入れば店の位置、届け先の位置を全部案内してくれる。本当にGPSが頼りなんですよ。

GPSが使えないと死活問題だといいます。

ウーバーイーツ配達員:
僕らも知らないところに結構行ったりするので、土地勘はないし、場所もわからない、店もわからない。そしたらもう配達は無理ですね。配達という仕事ができなくなっちゃう。