9月は障害者雇用支援月間です。障害者雇用をさらに促進しようと特別支援学校の生徒らが経済団体に対して雇用機会の拡大を求めました。
特別支援学校の生徒や沖縄労働局長らは9月6日に那覇市の産業支援センターを訪れ、県内9つの経済団体に対し障害者の雇用促進について要請しました。
県内企業の障害者の雇用率は去年2.97パーセントと過去最高を更新したものの、法定雇用率未達成の企業は依然としておよそ4割にのぼっています。
西崎特別支援学校高等部3年 半嶺当哉さん
「私の夢は保育の仕事に携わることです。就業体験を通してより決意は強くなりました。企業の皆様、私たちは希望とやる気に満ちあふれています」
要請を受けた県経営者協会の金城克也会長は「誰もが活躍できる社会の実現に向け、障害者雇用の促進になお一層努力していきたい」と述べました。