部下に対する暴行や暴言を理由に、2度の懲戒処分を受けた氷見市消防署の元消防署員の男性が、処分は違法だったとして市に取り消しを求めた裁判で、最高裁は14日、「2度目の懲戒処分の取り消し」などを命じた控訴審判決を破棄し、審理を名古屋高裁金沢支部に差し戻しました。

訴えを起こしているのは、氷見市消防署の元消防署員の男性です。男性は、部下や上司にパワハラ発言や暴行を加えたとして、2017年の2月と4月に氷見市から懲戒処分を受けました。

男性は、2度の懲戒処分は違法だとして氷見市に処分の取り消しと損害賠償を求め富山地裁に提訴。一審は原告の訴えを棄却しましたが、二審の名古屋高裁金沢支部は、氷見市に2度目の懲戒処分を取り消しと22万円の賠償などを命じる判決を言い渡しました。

この判決を不服とし、氷見市が上告。最高裁は14日、この高裁判決を破棄し、審理を名古屋高裁金沢支部に差し戻しました。