知床の観光船事故を受けて、国土交通省は小型旅客船の事業許可を更新制に改める方針を示しました。

この方針は、きょう開かれた小型旅客船の安全対策について議論する有識者会議で示されました。

海上運送法では、小型旅客船の事業者は、一度許可を受ければ更新せずに事業を継続できますが、貸し切りバスの事業では5年ごとの更新制となっています。

国交省はこれを参考として、小型旅客船事業にも原則5年ごとの更新制を導入する案を示し、委員により了承されました。

更新時には、事業者の安全対策をチェックし、不十分な事業者は更新できず、撤退することになります。

また、地域の事業者らが参加する「地域旅客船安全協議会」を新たに設置し、運航できるかどうかの日々の判断を地域内で共有するほか、法令違反などがないか互いにチェックする仕組みも設けるとしています。