優勝賞金1000万円を目指した国内最高峰の賞金大会SBCドリームテニスツアー、ファーストラウンド2日目が23日、兵庫・ブルボンビーンズドームで開催された。この日は前日(22日)の予選リーグを勝ち抜いた男女各16名による決勝トーナメントが行われた。
男子シングルス決勝では、第1シード・羽澤慎治(24、JCRファーマ)とワイルドカードで出場の菊地裕太(23、トップラン)が対戦した。タイブレークへ突入した第1セットは、菊地が好サーブで主導権を握り、要所でもアメリカ仕込みのパワフルなショットを打ち込んでこのセットを奪った。第2セットも菊地は羽澤のミスを逃さず3ゲーム目でブレイクに成功。ウイナーも次々と決め、セットカウント2-0で大会初優勝を果たした。
アメリカの大学でテニスを続けた結果、体重が7キロ増え着られる服も少なくなったという菊地。試合後に大会を振り返り「何度も苦しい場面があったが勝ち切れたことは嬉しい」と話し、「1000万円を目指してより精進していきたい」とコメントした。
女子では第4シード・清水綾乃(25、ClubMASA)が第3シード・瀬間詠里花(34、橋本総業ホールディングス)をセットカウント2-1でくだし初優勝。けがで2年間ほど悩まされ、シングルスでは思うような結果が出なかったという清水にとって嬉しい勝利となった。
そして、優勝者同様にセンターコートを沸かせたのが牛島里咲(27、マサスポーツシステム)。今大会での現役引退を表明している牛島は、準々決勝で緩急織り交ぜたショットを随所に披露。マッチタイブレークにもつれ込んだ接戦を14-12で振り切り、1時間27分の激戦を制した。準決勝、3位決定戦では敗れたが、最後の1球まで全力プレーを見せ、場内から温かい拍手が送られた。試合後の引退セレモニーで牛島は「たくさんのファンに応援してもらえて幸せなテニス人生が遅れました」と話した。
ファーストラウンドの結果、男子では羽澤、菊地、女子では清水、瀬間の計4名がファイナルラウンドへの出場権を獲得した。海外で活躍中の西岡良仁(27)らも参加の意向を表明しているSBCドリームテニスツアー、ファイナルラウンドは12月に再び兵庫・ブルボンビーンズドームで開催される。
◆大会2日目(23日) 決勝トーナメント
■男子シングルス
【準々決勝】
羽澤慎治(24、JCRファーマ) 2-0 河内一真(28、橋本総業ホールディングス)
岡村一成(31、ファジアーノ岡山)2-1 松田龍樹(23、フリー)
片山翔(34、伊予銀行)0-2 松田康希(22、イカイ)
菊地裕太(23、トップラン)2-1 市川泰誠(22、ノア・インドアステージ)
【準決勝】
羽澤慎治 2-1 松田康希
菊地裕太 2-0 岡村一成
【3位決定戦】
松田康希 2-0 岡村一成
【決勝】
羽澤慎治 0-2 菊地裕太
■女子シングルス
【準々決勝】
牛島里咲(27、マサスポーツシステム)2-1 今村咲(21、EMシステムズ)
清水映里(25、東通産業株式会社)1-2 倉持美穂(25、マサスポーツシステム)
伊藤あおい(19、フリー)1-2 瀬間詠里花(34、橋本総業ホールディングス)
清水綾乃(25、ClubMASA)2-0 石川こころ(19、姫路大学)
【準決勝】
清水綾乃 2-0 倉持美穂
牛島里咲 0-2 瀬間詠里花
【3位決定戦】
牛島里咲 1-2 倉持美穂
【決勝】
清水綾乃 2-1 瀬間詠里花














