天然痘に似た症状が出る「サル痘」の感染がアメリカやヨーロッパで相次いで確認される中、オーストラリアでも感染の疑いのある人が出ていることが明らかになりました。

オーストラリア南東部ニューサウスウェールズ州の保健当局は、ヨーロッパからシドニーへ帰国した40代の男性1人が「サル痘」に感染した疑いがあることをきょう発表しました。男性は隔離されているということです。

また隣接するビクトリア州のメルボルンでも、今月16日にロンドンから戻った30代男性について感染した疑いがあることが明らかになっています。

「サル痘」をめぐっては今月7日、イギリスでナイジェリアからの入国者1人の感染が確認され、その後、8人の感染が判明。スペインやポルトガルなどでも複数の患者が確認されています。

また、アメリカ東部マサチューセッツ州やカナダでも感染が確認されていて、各国の保健当局が感染経路などを調査しています。

WHO=世界保健機関によりますと「サル痘」の致死率は3%から6%で、ワクチンはすでに承認されているということです。