1世帯10万円の新型コロナ関連の給付金を、山口県阿武町が誤って全世帯分の4630万円を男性に振り込み町が返還を求めている問題です。

男性が謝罪し、返金の意志を示していることが、18日わかりました。

この問題は、1世帯10万円の給付金について、町が振り込みの作業を誤り、対象の全世帯分4630万円を町内に住む男性の個人口座に振り込んだものです。

男性は返還を拒み連絡が取れなくなったことから、町は金の返還と、弁護士費用など5100万円あまりの支払いを求める訴えを起こしました。

これまで男性は関係者に、「海外のネットカジノ数社に全部使った」と説明していました。

弁護士によると男性は「金をつかってしまい、申し訳なく思っている。少しずつでも返したい」と話しているということです。

誤振込が判明して11日後の4月19日には、口座に6万8000円あまりしか残っていなかったということで、弁護士は「一般論として額を決め、少しずつ返すしかない」と話しています。

これを受けて花田憲彦・阿武町長は
「返金の申し出は素直に喜びたい。既に裁判を提起しているので、裁判で真実を話してもらうことが一番大切だと思う」と話しました。