北朝鮮が先週、新型兵器として公表した「核無人水中攻撃艇」について、韓国軍は、「主張はねつ造の可能性がある」とする見解を発表しました。

「核無人水中攻撃艇」をめぐっては、今月21日から3日間にわたり長時間潜航し実験用の弾頭を爆発させる実験が行われたと、北朝鮮の国営メディアが公表。

「攻撃艇」は津波を意味する「ヘイル」と名付けられ、「水中爆発で超強力な放射能の津波を起こし敵の艦船や港を破壊する」などとしています。

こうしたなか、韓国軍の合同参謀本部は27日、米韓の分析などを総括した結果、「北朝鮮の主張は誇張され、ねつ造された可能性がある」という見解を発表しました。

さらに、「北朝鮮が無人潜水艇を開発する動向はあったが、まだ初期段階にある」との見方を示しています。