アメリカのIT大手グーグルの持ち株会社「アルファベット」が26日、ことし1月から3月期の決算を発表し、投資関連で損出が響き7四半期ぶりの減益になりました。
アルファベットの売上高は前の年の同じ時期を23%上回る680億1100万ドル日本円にしておよそ8兆6000億円、純利益は8%減の164億3600万ドルおよそ2兆1000億円でした。
アルファベットは新型コロナの感染拡大後、動画投稿サイトユーチューブを含めたネット広告が好調で過去最高益を更新し続けていましたが、今期は投資関連で損出が響き、おととしの4月から6月期以来、7四半期ぶりの減益となりました。
ネット広告の売上については22%増となったものの経済活動の再開などを背景に減速していているほか、ウクライナ侵攻を受けたロシアでの事業停止で「大きな影響があった」とし、この傾向は次の四半期も続くとの見方を示しました。
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