アメリカ・ロサンゼルス郊外のダンススタジオで10人が死亡した銃撃事件で、逃走中の容疑者は30代から50代のアジア系の男であることがわかりました。

アメリカ・ロサンゼルス郊外のモントレーパークにあるダンススタジオで現地時間21日夜に10人が死亡、少なくとも10人が負傷した銃撃事件で、警察当局は逃走中の容疑者について、30代から50代のアジア系の男であると発表し、画像を公開しました。無差別な犯行だったかなど動機については不明で、あらゆる可能性について捜査しているとしています。

また、死亡した10人については、男性5人と女性5人で、いずれも現場で死亡が確認されたということです。

さらに警察によりますと、事件のおよそ30分後、別のダンススタジオでも銃を持った男が現れ、その場にいた数人が銃を奪いましたが、目撃者の話として、男は白いバンで逃走したと明らかにしました。警察は銃を押収し、銃撃事件に関連している可能性があるとして調べを進めています。

現場はアジア系住民が多く暮らす地域で、近くでは春節を祝う大規模なイベントが行われていたということです。