北海道網走市の大学の食堂で、地元で取れた海の幸をふんだんに使った特別メニューが提供されました。格安で販売された、その理由とは?

網走市にキャンパスがある東京農業大学の学食です。
9日のランチタイムは、長蛇の列。その先にあるのは…。

食堂スタッフ
「はーい、どうぞー」

学生
「ありがとうございまーす」
「いただきまーす」

オホーツク海で育った大ぶりのホタテが乗った丼。
さらに、網走湖で採れたシジミの味噌汁もついて、セットで500円です。
味はもちろん、財布にもやさしいこの特別メニューは、9日と11日の限定販売です。

学生
「ぷりっぷりですね。いただきます。うわー、なかなか食べることないんでおいしいです」

学生
「めっちゃおいしいです」

ホタテは地元の網走漁協から22キロ、シジミは西網走漁協から10キロが提供されました。無償でプレゼントした、その理由は…。

網走市水産漁港課 高橋帆花主事
「網走漁協は日々、網走農大のアルバイトに支えられていますので、その感謝を込めて行われてます」

地元の水産業を支える働き手として欠かせない学生アルバイト。
漁業者の感謝の気持ちが込められ、用意された100食はわずか15分ほどで売り切れました。ホタテ漁のアルバイトは代々受け継がれていて、先輩たちが育てたホタテを味わいます。

ホタテのアルバイト経験がある学生
「4年前の先輩方が育てた
のがこれ。先輩方ありがとうみたいな」

ホタテのアルバイト経験がある学生
「(並んだかいはありましたか?)ありました。ダッシュしたかいがありました。やっとまかないがきた」

5年前から続く、この取り組み。網走市や漁協は、学生たちに地元で取れる水産物に広く関心を持ってほしいと期待を寄せています。