中東情勢を受けたナフサ不足の影響が“国民的お菓子”にも広がっています。

「これになるんですか?(スーパーにあったら)ちょっとビックリしますね」
「白黒ってことですか?買う気が起きないかもしれない」

きょう、カルビーは「ポテトチップス」など14種類のパッケージを白黒に変更すると発表。「ナフサ」を原料とするインクの調達が不安定になっていることが理由だとしていますが、政府は…

佐藤啓 官房副長官
「印刷用インクあるいはナフサについて、現時点では直ちに供給上の問題が生じるとの報告は受けておらず、日本全体として必要な量は確保されていると認識しています」

そのうえで…

佐藤啓 官房副長官
「本日、ヒアリングを予定しているとの報告を受けています」

「サランラップ」などの日用品を扱うこちらの企業でも…

旭化成 工藤幸四郎 社長
「元々組んでいたナフサの価格が6万円台半ばですから、いま12万円前後になっている」

「ナフサ」は7月分まで調達できていますが、価格はおよそ2倍に。今後の価格転嫁も検討しているといいます。

旭化成 工藤幸四郎 社長
「我々もギリギリでもありますので、そこのところをみながら、残念ですけども必要であれば値上げも必要だろう」

企業が対応に追われるナフサ不足。これに対して政府は、「必要な量は確保されている」と改めて強調したうえで、カルビーにヒアリングを実施。印刷インクに使う溶剤について調達に不安があることなどを聞き取ったということです。

経済産業省の担当者
「化学品はご案内の通り、非常に細かく商品の特性が分かれているので、どうしてもそういった目詰まりが大きな会社でも発生しうる」

ただ、政府内からも「目詰まりの解消には限界がある。このままでは、早晩行き詰まるだろう」といった声も上がっていて、影響の拡大を懸念する声が高まっています。