2026年1月、母親と心中しようと、山道に停めた車の中で練炭に火をつけ、母親を殺害しようとした罪に問われている男の初公判が、5月12日に行われました。裁判は即日結審し、検察官は男に「拘禁刑3年」を求刑しました。

起訴内容によりますと、住居不定の建築業・本間義尚(ほんま・よしなお)被告(47)は、2026年1月、母親の同意を得て心中することを決意し、土佐清水市の山道に停めた車の中で練炭に火をつけ、母親に一酸化炭素を吸わせたものの、自ら消防に通報し目的を遂げなかったとして、「承諾殺人未遂」の罪に問われています。

5月12日に初公判が開かれ、本間被告は起訴内容を認めました。

裁判の中で本間被告は、「仕事でのミスや人間関係の悪化などが重なり、自殺を考えた」と話し、被告人質問などでは「母親も人間関係がうまくいかず悩んでいたため、『自殺したい』という旨を伝え、2人で放浪の旅に出た」と説明しました。

裁判は即日結審し、検察官は「人を死亡させる危険性が高い悪質な犯行」などと指摘したうえで、本間被告に「拘禁刑3年」を求刑しました。

一方、本間被告の弁護人は「被告は母親に対し、自殺をすすめたことはない」などと主張し、執行猶予付きの判決を求めました。

判決は、6月2日に言い渡されます。