福島県の磐越道で21人が死傷したバス事故で、逮捕された運転手の男は、数か月前から複数回、別の事故を起こしていたことが分かりました。

過失運転致死傷の疑いで逮捕された新潟県胎内市の無職・若山哲夫容疑者(68)の身柄は、きょう午前、検察庁に送られました。

この事故は今月6日、福島県郡山市の磐越道で高校生を乗せたマイクロバスが、ガードレールやクッションドラムに衝突し、あわせて21人が死傷したものです。

この事故で、新潟市の北越高校3年の稲垣尋斗さん(17)が死亡しました。

若山容疑者は逮捕のおよそ3時間前、JNNの取材に対し次のように話していました。

記者
「Q.これまでに事故を起こしたことはあるか」
若山容疑者
「全くないです」
記者
「Q.これまでに事故はなかった」
若山容疑者
「ないです」

しかし、その後の捜査関係者への取材で、若山容疑者はこの事故の数か月前から複数回、別の事故を起こしていたことが新たに分かりました。

また、警察の調べに対して若山容疑者は「速度の見極めが甘かった」などと容疑を認めていて、客を運送して対価を得る場合に必要な「二種免許」は持っていなかったということです。

警察はいわゆる「白バス」行為があったかも含めて詳しく捜査しています。