7日午前、北海道函館市の寺で何者かが70代の事務員の女性を殴ってけがをさせ、寺の中を物色して逃げました。

警察は、強盗傷害事件として逃げた人物の行方を追っています。

事件現場の常住寺(7日午後・北海道函館市)

事件があったのは、函館市青柳町の常住寺です。

7日午前9時まえ、76歳の事務員の女性が、侵入してきた何者かに頭を木刀のようなもので殴られ、けがをしました。

警察などによりますと、女性を殴ったのは男とみられ、その後寺の中を物色し逃走しました。

女性は外に逃げて、寺の近くで倒れていたのを通りかかった人が見つけ「人が倒れて血を流している、強盗に遭ったと言っている」と警察に通報しました。

女性は、頭を複数回殴られて、出血するけがをしましたが、病院に運ばれる際、意識はあったということです。

逃げた人物は、身長170センチくらいの中肉で、上下黒い服装に黒い目だし帽姿で、南の方向に徒歩で逃げて行ったということです。

警察は、強盗傷害事件として行方を追うとともに、奪われたものがないか捜査しています。