今年11月、恋愛感情が満たされなかった恨みを晴らす目的で元交際相手の21歳の女性に「俺のこと大嫌いなんだろ?でも俺は大好き」とメッセージを投稿するなどのストーカー行為をしたとして、21歳の会社員の男が逮捕されました。

男は「女性のことが好きで行ったことです」などと話し、容疑を認めているということです。

ストーカー規制法違反の疑いで逮捕されたのは、福岡市早良区に住む21歳の会社員の男です。

会社員の男は、恋愛感情が満たされなかった恨みを晴らす目的で21歳の元交際相手の女性に
①11月28日午後8時ごろと翌29日午前7時45分ごろ、承認すると自身の位置情報が共有される「位置情報アプリ」で元交際相手の女性に友達申請し、面会や交際その他の義務のないことを要求する
②元交際相手の女性に拒まれたのにもかかわらず、29日午前9時ごろから約9分間の間に「変なこと言うのやめて」「俺に嫌がらせしてる?」などとSNSで5回にわたりメッセージを送信する
③29日午前9時15分ごろから約1時間の間に「俺のこと大嫌いなんだろ?でも俺は大好き」などとSNSで3回にわたりメッセージを投稿する
つきまとい行為をした疑いが持たれています。

11月28日未明に、元交際相手の女性が「元交際相手からSNSとかで頻繁に電話してきて、家の周辺をうろつかれている」などと警察に相談して事件が発覚。
28日午前9時前に女性から「元交際相手が家に来た」との110番通報を受け、駆けつけた警察が、女性の自宅の周辺にいた会社員の男を発見し、事情を聞いたうえで、ストーカー規制法に基づく警告をしていました。

取り調べに対し、会社員の男は「事実はすべて女性のことが好きで行ったことです」などと話し、容疑を認めているということです。