京都仏教会が北陸新幹線のルートに苦言です。

 (京都仏教会 宮城泰年常務理事)「有史以来の愚行だと」

 会見で京都仏教会は、北陸新幹線を大阪まで伸ばすルートについて苦言を呈しました。そもそも延伸計画は2016年に京都市内の地下をトンネルで縦断する、いわゆる「小浜ルート」で一旦決まっていました。

 ところが、物価高騰などで建設費が倍になる見通しになり、維新の会や一部の自民党議員からも琵琶湖の東を通る“米原ルート”を含めた見直しを求める声が上がっています。

 そして、さらに…

 京都仏教会は約8割がトンネルとなる小浜ルートでは、地下水の枯渇や地盤沈下などによる文化財への影響などが危惧されるとして、今年3月から反対の署名を集めていました。

 そして11月25日、約5万1000筆の署名を携えて市役所を訪問。市長に改めて小浜ルート反対の意向を示しました。

 (京都仏教会 宮城泰年常務理事)「(計画が)水に流されるといいますか、そういったところまで声を上げ続けていかなければならないと思っていますので。行政の皆さん方にも深くご理解をいただく、それがまず大きなことだなと思っております」

 国の計画といえど市民の声を無視できないとする京都市は…

 (京都市 松井孝治市長)「署名を集められて、ご要望をいただいたことはしっかり受け止めさせていただく。その上で政府与党がどのように今後ルートを検討していくのか、私どもとしてはそれを待ちたい」

 新幹線の延伸には、仏教会も知らぬが仏とは行かないようです。