乾燥大麻約2グラムを所持したとして大麻取締法違反の罪に問われている元消防士の男について、長崎地裁は14日、懲役6か月執行猶予2年の有罪判決を言い渡しました。
判決を受けたのは長崎県に住む元消防士で現在は会社員の男(29)です。
判決文などによりますと、男は消防士だった2024年7月、単身赴任先の長崎県小値賀町から家族が住む長崎県西海市の家に帰省した際、チャック付きポリ袋に入った乾燥大麻約2グラムを所持していたとされています。
14日に開かれた判決公判で長崎地裁の太田寅彦裁判長は「単身赴任の寂しさを紛らわせようとして、遅くとも2023年10月頃から大麻を繰り返し入手しており、大麻に対する親和性、依存性が認められる」などと指摘。
一方で「前科がないことに加えて、父親が今後の生活を監督していくと述べている」などとして、懲役6か月執行猶予2年(保護観察付)の有罪判決を言い渡しました。














