美浜原発で原発新設に向けた地質調査の様子が公開されました。

 (記者リポート)「美浜原発の北側のエリアでは掘削機で穴を掘り、地盤の試料を集めています」

 11月14日に公開されたのは、福井県の美浜原発で5日に始まった地質調査です。調査は原発新設に向けて行われているもので、14日は地盤を構成する岩石などを採取し、地質の状況などを確認していました。

 関西電力によりますと、原発の南北の21か所のエリアで地盤の固さの分布などを調べ、原子炉の設置に適した地盤かどうか調査するということです。

 (関西電力・土木建築室 田中裕マネージャー)「計画に沿ってしっかりと完遂していきたい。地域の皆さまにもご理解いただきながら進めていきたい」

 調査は2030年ごろまで行われる予定です。