鹿児島県教育委員会は児童や生徒に体罰をした教諭を懲戒処分にしたと発表しました。

懲戒処分となったのは、鹿児島地区の県立学校に務める男性教諭(55)と姶良・伊佐地区の小学校に務める男性教諭(64)です。

県立学校の55歳の男性教諭は去年9月ごろ、生徒の両肩をつかみ、職員用ロッカーに押しつける体罰を行い、大声で怒鳴る不適切な指導を行ったとして、減給3か月の処分を受けました。

また、小学校の64歳の男性教諭は、今年1月ごろ、児童の胸ぐらをつかみ、顔を右手の甲で1回叩く体罰を行い、戒告処分を受けました。

県教委の中島靖治教職員課長は「こうした事案が発生したことは誠に残念。不祥事根絶に向けた取り組みの実効性を高めていきたい」とコメントしています。