うその交通事故を装いレッカー代をだまし取ったなどとして、元保険代理店支社長の男ら4人が逮捕された事件で、被害総額は1100万円に上ることが新たに分かりました。

この事件は、福島県本宮市の元損害保険代理店の支社長だった大石寛容疑者が、二本松市の元自動車整備会社経営の佐藤義晃容疑者と共謀して交通事故を装い、保険会社からレッカー代7万円をだまし取ったものです。事件を巡っては、同様の詐欺事件で男2人が逮捕されています。

警察によりますと、大石容疑者ら4人は、警察の調べに対して2020年ごろから同様の事件に50件以上関与し、総額1100万円以上をだまし取ったと供述しているということです。男らは、だまし取った金額の大半を生活費やゴルフなどの交際費にあてたということです。