知人女性が下半身を露出した姿や、その女性と自らがわいせつな行為をする様子をスマートフォンで撮影したとして、奈良県警の20代の男性警察官が公然わいせつ容疑で書類送検されていたことが分かりました。
県警は減給10%・6か月の懲戒処分を下し、警察官は自主降任したということです。
▽別の女性のスマホ内の画像を勝手に削除…器物損壊容疑でも書類送検
奈良県警の監察課によると、巡査部長だった20代の警察官は、▽去年3月6日の夜に県内の商業施設や公園で、知人女性が下半身を露出した状態をスマートフォンで撮影したほか、▽去年3月30日の夜に県内の公園で、その知人女性と自らが下半身を露出しわいせつな行為をする様子をスマートフォンで撮影したということです。
県警は男性警察官を10月24日に公然わいせつ容疑で書類送検し、同日付けで減給10%・6か月の懲戒処分を下しました。警察官は10月31日付けで、巡査部長から巡査長に自主降任したということです。
この警察官は、別の知人女性のスマホ内の画像を本人の許可なく勝手に削除したとして、今年7月に器物損壊容疑でも書類送検されていて、その捜査の中で、公然わいせつ事件も発覚したということです。
警察官は、器物損壊容疑と公然わいせつ容疑のいずれも認めていて、公然わいせつ容疑については「いままで経験したことのないことをしてみたかった」と話したということです。
県警監察課は、“警察庁の懲戒処分の発表指針や、業務時間外の私的な行為であった点を踏まえ、これまで懲戒処分を公表しなかった”としていて、「職員に対する指導を徹底して、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。
「いままで経験したことのないことをしてみたかった」知人女性の下半身露出や、その女性とのわいせつ行為をスマホで撮影… 奈良県警の20代男性警察官が「公然わいせつ」容疑で書類送検 県警は減給の懲戒処分 本人は自主降任














