福岡市の50歳の女性がマッチングアプリで知り合った「ドイツ人男性」を名乗る人物からおよそ9000万円分の暗号資産をだまし取られました。

警察によりますと、福岡市内に住む女性は今年8月、マッチングアプリで52歳のドイツ人男性を名乗る人物と知り合い電話やメッセージで「あなたと結婚して手をつないでいる姿を想像しました」などと言われました。

さらに、将来の生活資金という名目で暗号資産への投資を持ちかけられ、先月6日まで10回にわたりあわせて9020万円分の暗号資産を購入しました。

その後、相手から指定されたアドレスにアクセスしたところ、すべての暗号資産が相手に送金され、だまし取られたということです。

警察はSNS上で知らない人からの友達申請やメッセージの受信を拒否する設定にするよう呼びかけています。