今年6月、元教え子の23歳の女性が住む福岡市中央区のマンションの一室に合鍵を使い侵入したとして、別の教え子の女性宅に侵入した疑いで逮捕されていた41歳の服飾専門学校元教員の男が再逮捕されました。

元教員の男は「6月中旬ごろ、元教え子である女性の家に合鍵を使って入ったことがある」などと話し、容疑を認めているということです。

住居侵入の疑いで再逮捕されたのは福岡市早良区に住む41歳の服飾専門学校元教員の男です。

元教員の男は6月18日午後8時ごろ、23歳の元教え子の女性が住む福岡市中央区のマンションの一室に合鍵を使って侵入した疑いが持たれています。

事件直後に被害を受けた女性が「寝ていたら照明がついたのでキッチンに行くと人がいて、私が大声で叫ぶと逃げた」と110番通報して事件が発覚。

その後の捜査の結果、今年4月18日の夜に別の元教え子の女性(21)が住む東区のマンションの一室に侵入したとして逮捕・起訴されていた41歳の元教員の男の関与が浮上したということです。

警察によりますと、元教員の男は、自宅で卒業生らを招いた飲み会を複数回開いていて、今回の事件で被害者となった23歳の女性も参加したことがあったということです。

元教員の男は、前回の逮捕後に服飾専門学校を解雇されています。

取り調べに対し、元教員の男は「間違いありません。6月中旬ごろ、元教え子である女性の家に合鍵を使って入ったことがある」などと話し、容疑を認めているということです。

警察は合鍵の入手方法について調べるとともに、他の教え子たちに対する余罪の有無についても捜査しています。