今月9日に千葉市で開催されたイベントで、参加者に配布したレトルトカレーの賞味期限がおよそ1年過ぎていたことが発覚しました。

千葉県によりますと、問題が起きたのは、9日に千葉市の京成ホテルミラマーレで県が主催した「いい歯のイベント2025」です。

このイベントでは、スタンプラリーに参加した親子などにレトルトカレーを配布しましたが、受け取った人から「賞味期限が過ぎている」と申し出があったということです。賞味期限は去年の12月1日で、およそ1年が過ぎていました。

未配布の165個を確認したところ、そのうち11個が賞味期限を過ぎていて、未回収の133個のうち賞味期限を過ぎたものがいくつあるか把握できていないということです。

原因については、仕入れ業者が賞味期限を確認せずに発送したうえ、イベントのスタッフも確認をしなかったことにあるということです。

県は回収・交換の作業を行っていますが、今のところ体調不良になった人は確認されていません。

県は、レトルトカレーは食べずに「いい歯の日イベント2025事務局」に連絡するよう呼びかけています。