11月1日午前、静岡県裾野市の新東名高速道路下り線で男性がひき逃げされ死亡した事故について、警察は長泉町に住む40歳の男を逮捕しました。

<中井秀カメラマン>
「こちらトラックが停止しているのが確認できます」

ひき逃げの疑いで逮捕されたのは長泉町(ながいずみちょう)に住む飲食店経営の男(40)です。

警察によりますと、男は11月1日午前8時前、静岡県裾野市今里の新東名高速道路下り線で倒れていたのは山梨県都留(つる)市に住むトラック運転手の男性(55)をはね、そのまま逃走した疑いが持たれています。

トラック運転手の男性は全身を強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認されました。

男性はトラックの右後輪のタイヤがバーストしたため停車して点検をしていたところ、容疑者の男の車にひかれたとみられています。

男自らが「新東名の下り線で物にぶつかる事故を起こしたが、自宅に帰ってきてしまった」と110番通報したことがきっかけで逮捕に至りました。

これまでの調べに対し男は「事故は起こしたが、人にはぶつかっていない」と容疑を否認しているということです。

警察が当時の状況を詳しく調べています。