王座を失って3日、藤井聡太六冠が竜王戦に臨んでいます。

 京都の世界遺産・仁和寺で行われている将棋の8大タイトルの最高峰・竜王戦の第3局。

 10月28日の王座戦で敗れ、七冠から六冠となった藤井聡太竜王が、佐々木勇気八段の挑戦を受けています。

 竜王戦は先に4勝したほうがタイトルを手にする七番勝負で、これまでの2局は藤井竜王が2連勝しています。

 長時間のタイトル戦に欠かせないのが糖分補給のための「おやつ」です。藤井竜王は和菓子と抹茶を注文。佐々木八段は和菓子とバナナケーキ、それに宇治玉露を注文しました。

 31日はほぼ互角のまま佐々木八段が50手目を封じ、11日1日に持ち越しとなりました。竜王戦第3局は1日夕方以降、決着する見通しです。