SNSを通じて嘘の投資話を持ちかけられた60代の女性が、現金約7000万円をだまし取られる被害にあったことが分かりました。

警察によりますと、被害にあったのは沖縄本島中部に住む60代の自営業の女性で、今年5月中旬ごろインターネットで投資セミナーのSNSグループを発見し参加しました。

約70人が参加するこのSNSグループでは、もうけ話が飛び交い女性はグループ内にいた投資家のアシスタントをかたる人物から、取引の指南を受けたということです。

誘導された株取引のアプリでは、1億数千万円の利益が出ていると表示され、実際に百数十万円を引き出せたこともありましたが、手数料や保証金などを求められ最終的に振り込んだ額は7000万円にのぼります。

女性はSNSグループを退会させられたことから詐欺に気付き、警察に相談したということです。

警察は、SNSで知り合った人物から投資話を持ち掛けられた際は、詐欺を疑うよう注意を呼びかけています。