2022年より株式会社アクティオが冠スポンサーとしてサポートする「アクティオ杯 ビーチバレージャパンカレッジ2025 JVA第37回全日本ビーチバレーボール大学選手権大会」が神奈川県川崎市・川崎マリエンで8月5日から7日にかけて行われた。

この大会は日本バレーボール協会(JVA)が主催する大学生のビーチバレーボール国内チャンピオンを決定する競技大会。今年は全国各ブロックから男女各32チームが出場し、第1日目からシングルトーナメントが繰り広げられた。優勝チームには国内トップツアーであるジャパンビーチバレーボールツアーへの出場権「アクティオワイルドカード」が授与され、今年度は8月30日~31日に開催されるジャパンツアー青森大会への出場が可能となる。

アクティオ杯の冠スポンサー、株式会社アクティオとは?

2年ぶり女王の座ヘ。産業能率大、強豪・日体大を制す

女子は、昨年準優勝に終わった産業能率大学の笹渡美海(3年)と「FISUワールドユニバーシティゲームズ(2025/ライン・ルール)」で9位タイになった宇都木乃愛(1年)のペア、2連覇を目指す日本体育大学の牧悠菜(4年)と谷口心(3年)ペアが決勝で対戦。

どちらが勝ってもおかしくないほど白熱した試合の第1セットは「ビーチバレーボールNEXT2025 JVA第7回 全日本ビーチバレーボールU-23男女選抜優勝大会」で優勝した日体大が、強打やワンレシーブなど緩急つけた攻撃で産能大のリズムを崩し、21-19と先取。第2セットも流れは変わらず日体大がマッチポイントを掴むが、終盤にきて少しずつブレイクに成功し始めた産能大が土壇場で追いあげ、第2セットを23-21で奪い返した。第3セットは宇都木がサーブで攻め、笹渡が強打をしっかり打ち切り得点を重ねていき、産能大が15-9で逆転を決めた。

産業能率大学 笹渡美海さん(写真右)
「昨年もこの決勝の場に立たせてもらい、ストレートで負けたので、絶対勝つ気持ちで練習してきました。優勝できて嬉しい」

産業能率大学 宇都木乃愛さん(写真左)
「1年生だけど、一番最初の試合が優勝という形で終わってすごく嬉しい気持ちです」

去年の悔しさを胸に、日体大の美保・髙橋ペアが王座を奪還!

男子は、2024年度の覇者・国士舘大学から昨年3位で終わった林聖瑠(4年)と細田伸太郎(4年)ペア、「U-23男女選抜優勝大会」で優勝した日体大の美保幸輝(3年)と髙橋大地(2年)のペアが対戦した。

今年度の公式戦の対戦成績は、3戦すべてフルセットに及びながらも日体大が勝利を収めてきた。日体大の美保選手は「相手は4年生でこれが最後の大会。今回は何か変化をつけてくるかもしれない」と警戒しながらも、第1セット序盤から日体大が主導権を握る展開で、第1セットを21-12と先取すると、第2セットもさらにプレッシャーをかけ国士舘の巧みな攻撃を封じ込め、21-17とストレートで勝利。昨年準優勝に終わった先輩たちの悔しさを晴らし、見事王座を奪還した。

日本体育大学 美保幸輝さん(写真右)
「試合では、チームで相手を研究し、自分たちのバレーをすることができた。」

日本体育大学 髙橋大地さん(写真左)
「身長が高くなくても工夫次第で日本一になれることを証明できたので、今後も自分なりにビーチバレーボールを日本に広めていきたい」

ビーチバレーボールを支援する株式会社アクティオの「志」

ジャパンビーチバレーボールツアー2025のオフィシャルパートナーとして大会を応援しているアクティオは、2018年からジャパンツアーへの協賛を始め、その後ビーチバレージャパンカレッジ全日本大学選手権やアカデミー活動にも支援を広げている。特に若手選手の育成に力を入れており、ジャパンカレッジ優勝者がプロのツアーに参加できる仕組みも日本バレーボール協会とともに構築してきた。

アクティオ広報部の進浩さんは、ビーチバレーボールの協賛は若手の育成だけでなく、会社の認知度向上や社員のモチベーション向上につながっていると語る。

アクティオ広報部 進浩さん
「私は広告会社からアクティオに転職したのですが、広告会社時代の後輩から『外で使う商品が多いので、外でやるスポーツを協賛してはどうか』と提案されたのが協賛を始めたきっかけです。若手が育つ環境を作ることが重要だと考え、ジャパンカレッジの優勝者をプロのジャパンツアーにワイルドカードで出場させる仕組みを担当の広告会社へ提案し、主旨に賛同してくださった日本バレーボール協会が構築してくださいました。」

アクティオでは大学生だけでなく、部活動でビーチバレーボールに取り組む中・高校生を対象に、プロの指導が受けられるイベントも年に3~4回開催している。大学では専門のプロコーチをつけ、食事管理なども行い、学生は大学の方針や環境に合わせた指導が受けられるところもある。若い学生は吸収力があり、プロに勝つこともあると言い、そういう刺激がプロにとっても良い影響をもたらしているのではないかと進さんは語る。


「社会」を支援する、アクティオのさまざまな活動

1967年に設立したアクティオは、建設機械レンタル業界で飛躍的な成長を続ける企業。多種多様な機械を保有し、営業拠点や整備拠点を全国に展開している。

そんな自社の建築機材やノウハウを活かしてさまざまな社会貢献を行っている。昨年からビーチバレージャパンカレッジで、近年の猛暑対策として選手のための冷却ルーム「冷える~む」を設置、砂場への散水設備を増強。

ビーチバレーボール以外にも街づくり、インフラ整備、災害復興等のサポートといった環境保全、防災対策、それら啓蒙活動など教育面での取り組みなど、SDGsに関わる支援活動にも積極的取り組んでいる。

活動にはアクティオのコンセプトである「レンサルティング」のノウハウが活かされている。レンサルティングとは、「レンタル」と「コンサルティング」を掛け合わせた造語。高度な機能をもつ建設機械をお客様の目的完遂のために、状況に応じてどの機能をどのように使うのか? モノだけでなく知見やノウハウをプラスして提供している企業だからこそできる社会貢献だ。

広報部 進浩さん
「地震などの災害が起きると、数時間以内に自主的に被災地域の社員が集まり、必要な機材を準備します。また、社員家族も参加する親睦会を通じた社会貢献活動も実施しています」


ワイルドカードを手にした若者たちの勇姿を観てほしい

折しも、8月30日から31日には、ジャパンビーチバレーボールツアー2025の第6戦である青森大会が開催される。

広報部 進浩さん
「より多くの人にビーチバレーボールを見てもらい、興味を持ってほしい。そして、ワイルドカードを獲得したチームがどんな功績を残すのかを見届けてほしい」

アクティオでは、今後もビーチバレーボールだけでなく、さまざまな社会課題解決にむけて、若い力を応援していく。

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