新潟県長岡市台町でシステム開発業を営んでいた『NIΖΑ』が、7日に新潟地方裁判所長岡支部から破産開始の決定をうけていたことがわかりました。
民間の信用調査会社・東京商工リサーチによりますと負債総額は4670万円で、販売不振が倒産の原因とみています。
2020年に設立された『NIZA』は、長岡駅直近に事業所を置いてシステムの開発や運用を受託し、AI・WEBクラウド・スマホアプリ・IoTなどで、地方が抱える課題の解決を手掛けてきました。
新潟に特化したNFT(非代替性トークン)のコンテンツである「NiiFT(ニイフト)」と称したマーケットプレイスを通じて新潟の魅力を国内外に発信し続けていたほか、かつてはアルビレックス新潟のオフィシャルクラブサポーターにも名を連ねるなどして、地域に密着した業務を続けていた模様です。
しかし、閉塞的な経済環境が続くなかで人件費をはじめとするコスト負担も重く、精彩に欠けた動向が続き資金繰りも限界に達したものとみられています。