今年の6月は異例な暑さで、今月17日には関東でも今年初めての熱中症警戒アラートが発表されました。そのアラートが発表される基準は気温だけではないんです!

熱中症への警戒を呼びかける「熱中症警戒アラート」は“暑さ指数”というものによって発表されます。

暑さ指数とは「気温」「湿度」「直射日光やアスファルトなどの照り返し」の3つの要素を取り入れて出す指数で、気温がそれほど高くなくても“暑さ指数”が高くなることもあります。

33を超えると「熱中症警戒アラート」が発表されるんですが、暑さ指数31以上になると“危険”というランクで、運動は原則中止とされています。

そして、炎天下でのお出かけの際に知っておくといいのが暑さの避難場所『クーリングシェルター』といわれる場所です。

港区環境リサイクル支援部 環境課長 佐藤雅紀さん
「熱中症警戒アラートの発表期間(4/23~10/22)の間、いつでも使えるようになっています。期間の間は発表がなくても利用可能です」

公民館などの“涼みスポット”であるクーリングシェルターは、誰でも利用することができます。施設によっては飲料水や塩タブレットも提供してくれます。

“涼みスポット”は地域のホームページで確認することができます。