イスラエル軍は、現在進行中のパレスチナ暫定自治区ガザへの攻撃について「1週間続く」との見通しを示しました。

イスラエル軍は5日から「“明けつつある夜”作戦」と題して、武装組織「イスラム聖戦」のパレスチナ自治区ガザ内の拠点30か所を空爆。地元の保健当局によりますと、これまでに15人が死亡、120人以上がけがをしました。死者の中にはイスラム聖戦の幹部や5歳の女の子が含まれています。

また、同時にヨルダン川西岸地区でも「イスラム聖戦」のメンバー19人を拘束しました。報復として、ガザからはおよそ160発のロケット弾が発射されました。その一部についてイスラエル軍は、迎撃システム「アイアンドーム」を稼働させ60発を撃ち落としたとしていて、命中率は95%だということです。イスラエル側に死傷者はいません。

ロケット弾発射については「イスラム聖戦」が認めていますが、ガザを実効支配するイスラム主義組織ハマスの軍事部門は今のところ関与を明らかにしていません。

AFP通信によれば、ハマスの指導者が、通常、調停役となるエジプト当局と接触したということですが、イスラエル軍の広報官は地元メディアに対して「作戦を1週間続けるための準備をしている」とした上で、「現在、停戦交渉は行っていない」と述べました。