国際人権団体のアムネスティ・インターナショナルはロシアに反撃するウクライナ軍が、市民を危険にさらすような戦術をとっているとして「国際人道法違反」との見方を示しました。

アムネスティ・インターナショナルは4日、ロシアによる侵攻を受けたウクライナでの調査の結果、ウクライナ軍が戦闘の前線から離れた人口の多い住宅街から攻撃していた証拠が見つかったと指摘。市民を危険にさらすような戦術は国際人道法に違反するとの見方を示しました。ロシアの無差別攻撃を正当化するものではないとも説明していますが、ウクライナ側は。

ウクライナ ゼレンスキー大統領
「この報告はテロ国家に恩赦を与え、侵略者から被害者に責任を転嫁させようとしているものだ」

ゼレンスキー大統領は「侵略者と被害者が同じだと報告され、侵略者の行為が無視されるのは許されない」と反発しています。

一方、麻薬密輸の罪に問われロシアで拘束され、米ロ間の“囚人交換”の対象とされている女子バスケットボール選手に対し、ロシアの裁判所は懲役9年の判決を言い渡しました。アメリカのバイデン大統領は声明でロシアの不法な拘束だとして速やかな釈放を求めています。