■「自分の所有権を全部書きなさい」10年間で約1000万円を献金した元信者に聞く


これまで霊感商法や高額献金など、多くのトラブルを起こしてきた旧統一教会。

旧統一教会幹部の宣教師
「私の持っている所有(財産)が天の物であるか、サタンの物であるか。それをはっきり知らなければなりません」

1998年ごろに旧統一教会の内部で撮影された映像。信者が撮影して弁護士に持ち込んだものだといいます。

旧統一教会幹部の宣教師
大変な父の国を救うために、特別精誠のこもった献金を捧げることになりました。自分の土地を売ってでも父の国を助ける。その者は神の国において福を受ける者となるだろう」
横断幕には「母の国使命完遂決断式」と書かれています。

1冊430万円するという、統一教会創設者の発言集。

この中で日本は「母の国エバ国」、韓国は「父の国アダム国」と呼ばれ、従属関係にあるとされています。

旧統一教会幹部の宣教師
「母の使命を果たすまで、ハレルヤ!」

会場の雰囲気が盛り上がったとき、宣教師は誓約書に財産をすべて書くように要求します。

旧統一教会幹部の宣教師
「自分の所有権の内容、自分の名前から自動車・家・ビルディング・田んぼ・畑、すべてのものを全部書きなさい。わかりました?大きく答えてください、わかりました?」

信者たち
「はい!」

この映像を見た元信者の女性。10年間で、約1000万円を献金したといいます。

元信者の女性
「大きい大会(集会)だと、最後そんな感じで終わっていた気がします。(気持ちが)高ぶって帰るという、なんか『がんばらなくちゃ』みたいな」
「エバ国の使命は、唯一献金なんだと思います。それを達成しないと大変なことになる」

内部映像について、旧統一教会、世界平和統一家庭連合は、このように話しました。

世界平和統一家庭連合
「いきすぎた指導だったと認識しています。今はそのような集会・献金は行っておりません