韓国で小学校に入学する年齢を1歳引き下げて5歳にする計画が浮上。ただ反対の声も大きくなっています。

記者
「大統領府の近くでは政府の改革案に反対するため、子供を連れた人も集まっています」

きょうのソウル市内。集まったのは、子育て中の親や幼稚園の先生たちです。

「撤回しろ!」

彼らが強く反発する政府の計画とは。

韓国 朴順愛教育相
「1年早く小学校に進学する案について本格的に議論を始めます」

小学校に入学する年齢を6歳から5歳に引き下げるというもの。義務教育の開始を早めることで、所得により教育格差が生じやすい幼児教育の期間を縮めることが狙いとされますが。

母親
「小さな子は親と一緒に過ごさなければいけないのに、どうして遅くまで教室に残すことができますか」
幼稚園教師
「5歳の子が小学校で授業を受けるのは発達段階に全く合わない政策です」

少子化が進む韓国。政府には、将来的に学生たちが社会進出する年齢も引き下げ、労働人口を増やしたい思惑があるとの見方も出ていて、政府内は早くも防戦ムードに。

韓国 朴順愛教育相
「開かれた姿勢で社会的合意を導きだします」

政府は、2025年からの段階的実施を目指していますが、反対意見はすでに18万件を超え、先行きが危ぶまれています。