南米のベネズエラで3日、隣国ガイアナのエセキボ地域をベネズエラ領に組み入れる法律が成立しました。
エセキボ地域をめぐっては、植民地時代からベネズエラとガイアナの間で領有権争いが続いていましたが、1899年の仲裁委員会で、当時、イギリス領だったガイアナに領有権が認められていました。
しかし、ベネズエラはその後も領有権を主張。
2015年にガイアナ沖で油田が見つかって以降、さらに主張を強め、ベネズエラは去年12月にエセキボ地域の領有権を問う国民投票を行い、9割以上の賛成があったと発表していました。
公布された法律では1899年の協定を否定し、「グアヤナ・エセキボ州」として州政府の設置を定めていて、マドゥロ大統領は演説で「ベネズエラは植民地支配、従属の時代をこれで永遠に終えた」と主張しました。
一方、ガイアナの外務省は「国際法違反だ。併合は容認しない」と強く批判しています。
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