シートベルトの着用状況をJAFと愛媛県警が調査したところ、一般道路の後部座席での着用率は32.8%にとどまりました。
調査は去年11月、JAF愛媛支部と愛媛県警が合同で行い、このうち一般道路11か所のシートベルト着用率は、運転席98.7%、助手席93.4%だったのに対し、後部座席は32.8%にとどまりました。
一方、高速道路2か所での後部座席の着用率は、85.4%でした。
着用が義務付けられているシートベルトですが、一般道路で後部座席の着用率が低い背景には、違反しても口頭注意のみで、行政処分のない点があるとみられます。
警察庁によりますと、一般道路でシートベルトを着用していない場合の後部座席での致死率は、着用時と比べおよそ3.6倍も高く、JAF愛媛支部は、乗る人の安全確保へ啓発を続ける考えです。
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