五輪のレスリング競技で前人未到の4連覇を成し遂げた伊調馨さん(39)がブロンズ像になります。出身地の青森県八戸市で24日後援会が会見を開き、約1000万円をかけたブロンズ像の制作を発表。会見に同席した伊調さんは「まだ生きているので不思議な気持ち」と恐縮した上で「自分の土台を作ってもらった原点。そこに名前を残してもらえうのは光栄」と感謝を述べました。

伊調さんは八戸市出身で3歳で競技を始めると、日本代表として04年アテネ五輪を皮切りに、08年北京、12年ロンドン、16年リオデジャネイロの五輪4大会で金メダルを獲得。同年には国民栄誉賞も受賞しているレスリング界のレジェンドです。八戸市では伊調さんの功績をたたえるために、ジュニア時代の練習場がある長根公園内に94・5メートルの「伊調ロード」を整備。新年度の一般会計当初予算に園路整備費などで7350万円を計上しています。伊調さんは「小さいころ毎週のように通って『全国大会で優勝したい』『将来五輪で金メダルを取る』という夢を描いて通った道」と幼少期をふりかえり、「将来子どもたちがその道を通って新たな道を築く。そういう一部に慣れたのはうれしい」と話しました。今回制作が発表されたブロンズ像は幅・奥行きが約1メートル、高さ約2メートルで、「伊調ロード」内に設置される予定です。「伊調ロード」に続いてブロンズ像の制作も決まった伊調さん。少し困惑しながらも喜びを語りました。

伊調馨さん

「伊調ロード‥‥ネーミングは恥ずかしいけど、子どもたちがランニングコースにしてもらったり、モニュメントをゴールにしてもらったり、八戸市民の方の散歩コースの中に入れてもらったり、色々な活用方法をとってほしい」

「伊調ロード」の整備とブロンズ像の設置は来年度に完了する予定です。