10日午前、鹿児島空港にイギリス軍の戦闘機が緊急着陸しました。滑走路が一時閉鎖され、鹿児島空港を発着する便に遅れが出ました。

【画像で見る】戦闘機が鹿児島空港に緊急着陸

空港事務所によりますと10日午前11時半頃、イギリス空軍の「F-35B」戦闘機1機が機体のトラブルで鹿児島空港に緊急着陸しました。滑走路わきの誘導路に停止し、滑走路は点検のため、一時、閉鎖されました。

九州防衛局によりますと、機体は、韓国からイギリス海軍の空母「プリンス・オブ・ウェールズ」へ戻る途中の洋上で不具合が起きたということで、乗員にけがはありませんでした。

この影響で、鹿児島空港を発着する便に遅れが出て、お盆の帰省客などで混雑しました。

(お盆の旅行客)「心配です。1時間半ぐらい待っている」

これまで九州防衛局に離陸の連絡は入っていないということです。