今年5月に現役を引退した延岡市出身で大相撲、元幕内・琴恵光の尾車親方が、11日、延岡市役所を訪れ、来年5月に引退相撲を、行うことを報告しました。
多くの職員の出迎えを受けながら地元の延岡市役所を訪れた元幕内・琴恵光の尾車親方。
スーツ姿ですが、ネクタイは現役時代のまわしと同じ藤色です。
今年5月に現役を引退した尾車親方は、父親の柏谷正倫さんと共に、読谷山市長に来年5月31日に東京の両国国技館で、自身の引退相撲を行うことを報告しました。
(尾車親方)
「宮崎県の皆様、(延岡)市民の皆様に本当に感謝したいですね」
引退相撲では断髪式をはじめ、幕内や十両の取り組みが行われるほか、尾車親方にちなんだ相撲甚句なども披露される予定になっています。
このほか、会場に宮崎の特産品を販売するコーナーも設け地元をPRすると言うことです。
(尾車親方)
「土俵上で恩返しできる最後のイベントですので、できるだけたくさんの方に来ていただいて、そこで自分がまた恩返しできたらと思っています」
また、11日は長年にわたり市民に大きな希望と勇気を与え、延岡市の名を高めたとして、尾車親方に市から感謝状が贈られました。
引退相撲のチケットは、来年1月から販売する予定だと言うことです。
 
   
   
  













